これは二宮翁夜話にでてくる話です

二宮尊徳先生曰く

「刃物を渡すときには刃先を手前にするように

自分の身上には損をしても、ひとの身上に損はかけまい

自分の名誉はそこねても、他人の名誉には傷をつけまい

これが道徳の本位であり

人々みんながそうなれば天下は太平だ」


先日の報徳会ではこの項をテーマに話し合いました

人間関係でも人に刃先を向けていないか

知らず知らずのうちに傷をつけているかもしれない

気をつけないといけませんねという話になりました


刃先というのはわかりやすいですが

言葉や行動で刃先をむけているようなこともあるかもしれない

ということです