何かを決めるときは

自分の持っているすべての情報をもとに判断します

他人に相談されたとき

情報の量が違うことがあります

「うちのスタッフが辞めるんです。どうすればいいですか」

これだけでは何が原因かはわかりません

自分の経験をもとに話をすることはできますが

その人がなぜそういう経緯になったかは

推測でしかないということです

情報の差は必ずあるということを頭に入れておいたほうがいいと思います

人が何かを決めるとき

何かを行動するとき

その人はその人の持っている情報の中から決断をしています

そう考えると

他人をわかることなどできないのかもしれません

いろんなことは片面でしか見ていないという自覚が必要なのかも

しれないと思うのです

かといって何も言わないでいることが賢明だとも思いません

片面しか見ていないのが他人ですから

その他人が何を考え

どう思っているかを伝えることも

その人にとっては大事なことだと思います

わかりあいにくいのが当たり前ですから

できるだけわかりあえるように

お互いに努力が必要だと思います