従業員エンゲージメントとは

「従業員一人ひとりが、企業の掲げる目的、目標を適切に理解し

自発的に自分の力を発揮する貢献意欲」というのが

現在の定義のようです

エンゲージメントの高い社員さんの行動例として

・会社の企業理念に共感しているので、社内の雰囲気がよく活気がある

・会社への信頼感があり、一緒にやろうという感覚で動くので

同僚と積極的にかかわり、協力し合える

・自分に何ができるだろうかと、ひとりひとりが自分の頭で考えているので

問題が起こっても自発的に改善される

・全体像の把握、共有が自然におこなわれる

・視野が広くなる、やらされ感でやっていると、視野が狭くなりがちだが

ひとりひとりが会社のビジョンであり、自分のビジョンも達成しようと動くので

広い視野でものを考えることができる

参考文書(グローバルリーダーシップ研究所 森田英一氏)

など

いいことがたくさんありそうです

それでは経営者エンゲージメントとはどういうものでしょう

「経営者が、企業の掲げる目的、目標を適切に理解し

自発的に自分の力を発揮する貢献意欲」とするならば

どれくらい経営者がこの質問に自信を持って答えられるでしょうか

ほとんどの経営者は社員さんの意欲を高めようとしていますが

自分自身がどれだけ自社の理念に誠実であるかを

まずは見つめることが大事だと思います

自分自身が理念を追求する体現者となり

自発的に学び、成長させ、会社に貢献できる人間になること

会社の成長が社会への貢献になるのであれば

自分の成長は社会貢献につながるというものです

うかうかしてはいられないということです

経営者が従業員エンゲージメントを高めるのではなく

経営者は経営者エンゲージメントを自ら高め

従業員は従業員エンゲージメントを自ら高める

自分で自分の内面を磨いていくことができる環境を

自ら作ることができればいいと思います