今まで10数件のお店を作ってきました

今までは僕の考えを社長が具現化していくという

二人三脚でしたが

次の新店舗は

店長チームが作っていきます

お店のことを一番わかっている店長たちに任せると

どんなオープニングになるのか楽しみです

過去の経験値を活かす新しい取り組みであり

すばらしいアイデアだと思います

とてもスニップらしいと思います

会社というのは大きくなるにつれて

弱くなることがあります

リーダー1人の力で動かしている会社の限界です

リーダー1人の力だけではなく

たくさんの力を集結させることが出来れば

強くなることもできるはずです

店長たちが経験値を積むことで

また成長すれば

会社全体の力は強くなると思います

スニップはここ数年強くなってきていると感じます

いろんな問題を僕一人ではなく

それぞれが経験し解決してくれています

フロー経営がじわじわと浸透しているという感じです

経営者の集まりに行くと

経営者の想いがなかなか伝わらないという話をよく聞きます

昨日も山田建設興業の寺本さんの報告で

そんな話がありましたが

寺本さんは長年の努力で見事に解決されていました

社長が自分の私利私欲を満たすために

いい会社にしようと発信しても

チラリと見えるエゴが社員さんのやる気をなくします

社長が本気でお客様や社員さんの為に

いい会社にしようと発信すると

その想いに社員さんたちは応えてくれると思います

そもそも働く人というのは

お客様に喜ばれたいと思っているもので

うちの社員はわかっていないと嘆いている社長は

社員さんのことをわかっていないんだと思います

誇りをもって働きたい

お客様に喜ばれたい

いい仕事だと認められたい

そんなことはみんな思っています

ですが社長がその美しいココロを

台無しにしていることが多い

「そんなことしても無駄」

「それは前にもやったけど意味ない」

自分の考えが一番正しいとばかりに

押し付けていると

誰もやる気にはならないと思います

子供が始めて絵を描こうとするときに

「下手な絵なんか描いても無駄」なんて言いません

どんな絵を描いても手放しで喜びます

そうやってだんだん上手くなることを知っているからです

僕もいっぱい失敗してきて今があります

だから

社員さんがやろうとすることはすべてＯＫです

僕の考えが一番正しいなんてありえないし

最初から上手く出来る人はいないからです

積み上げてきたものがなくなってもそれはそれでいい

くずれたらまた積み上げればいいと思っています

何回でもやり直すことができる会社でありたいと思います

今年も運動会を6月にやります

毎年運動会チームが立ち上がり

どんな運動会をするのかを考えてくれます

その後の打ち上げもチームがあるみたいです

うまいこと分業してやってくれています

昔は僕が全て決めていました

場所、時間、内容、打ち上げもすべて

僕の思い通りにストーリーを作っていました

慰安旅行も出発から最後まで

プランを一人で考えていました

せっかくだからいい旅行を体験させてあげたいと思っていました

しかし今は完全ノータッチです

会社の運動会を作り上げる経験

会社の慰安旅行を企画する経験

一生のうちこんな経験が出来る人がどれくらいいるでしょうか

そんなチャンスを独り占めしていたことを反省します

信頼している仲間が考えたことはどんなことでもＯＫです

仲間が一生懸命考えてくれていることがうれしいです

上手くいってもいかなくても

そこにはすばらしい経験と成長が残ります

今年も楽しみです

今年の運動会リーダーは本店の徳田さんです